【まとめ】一人親方の建設キャリアアップシステム（CCUS）『事業者』申請でよくある質問

一人親方は、原則従業員を一人も雇用せず、一人で仕事を請負う人を指します。

今回は、この一人親方が建設キャリアアップシステムの事業者登録をおこなう際の「よくある質問」をまとめました。

＊申請時に「一人親方と個人事業主どちらを選択すれば良いのか分からない」という方は下記の記事をご覧ください。

一人親方が事業主登録をするときのよくある質問

資本金

一人親方が事業者申請の場合、資本金は「0」と入力します。

法人番号

一人親方の事業者登録の場合、法人番号は入力不要です。

代行申請同意書の所属事業者欄

ご自身を主たる所属事業者として申請する場合は、ご自身の営む一人親方としての情報をご記入します。

例えば一人親方『ユキマサ建設』であれば、屋号は『ユキマサ建設』、代表者は『ユキマサくん』。

雇用保険

一人親方は個人事業主の為、雇用保険の提出書類は不要です。
入力方法は下記の通り。

■加入状況
適用除外

■適用除外理由コード
045

■適用除外理由名
事業主、代表者・役員

※同居親族、家族従事者の方も同様。

「雇用形態」欄

「常時雇用」「臨時雇用」のどちらかを選択する必要があるので「常時雇用」を選択。

雇用年月日は、一人親方として働き始めた日を入力します。

所属事業者名や所在地

所属事業者名や所在地は、事業者IDを既に取得しているか否かで入力方法が異なります。

＜事業者IDを既に取得している場合＞
事業者登録時と同じ事業者名、所在地を記入。

＜事業者IDを取得していない場合＞
屋号がある場合は屋号を、屋号が無い場合は氏名を記入。所在地は住所を記入。

※なお、技能者申請時に事業者IDを登録しておいた方が申請が簡易になるため、事業者IDを取得後→技能者申請の流れで登録することを推奨します。

技能者申請時に事業者IDを登録しなかった場合は、技能者登録完了後『変更申請』にて事業者IDを入力する必要があります。

この様に、技能者登録が完了した後に事業者情報をシステム上で紐付ける作業を『事業者・技能者の関連付け』といいます。

『事業者・技能者の関連付け』方法については下記の記事をご覧ください。

「事業税の確定申告書」「納税証明書」「履歴事項全部証明書」を要求される

「事業税の確定申告書」「納税証明書」「履歴事項全部証明書」の提出を要求される場合は、法人情報の区分が「法人」を選択している可能性があります。

屋号を持っていない

一人親方で屋号を持っていない方もいますが、屋号がなくても登録可能です。

「商号または名称」欄に、代表者名を入力します。

【建設業許可をお持ちの場合】

⇒「建設業許可証明書」または「建設業許可通知書」を提出または添付。

【建設業許可をお持ちで無い場合】

⇒個人事業主（一人親方を含む）の場合は、納税証明書(事業税もしくは所得税・消費税)「所得税の確定申告書控え（税務署の収受印のあるもの）」「個人事業の開業届」の内、いずれか1点を提出または添付してください。

ただし、証明日が一年以内のものに限ります。

労災保険特別加入の証明書類

＜個人事業主・一人親方の場合＞

以下のいずれかの書類（代表者の氏名が記載されたもの）を提出します。

• 加入証
• 労災保険特別加入加入済確認証
• 労災保険加入証明書

まとめ

今回は一人親方の建設キャリアアップシステム（CCUS）申請でよくある質問をまとめました。

申請には多くの書類を集める必要があり、また申請はオンラインとなりますので（一部の建労組合では窓口申請が可能）、多少なりともパソコンの知識が必要です。

これが慣れていない方や時間が無い方には大変な作業となります。

弊所では、面倒な建設キャリアアップシステムの登録を代行しております。

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